ずっと距離を置いていたゲームコーナー
ついに足を踏み入れる
ルールは自分のお金で
使う金額を決めてから行くこと
後で返すから〜と親にお金を借りないこと
ゲームセンターの中は
やはり耳が痛くなるぐらいにうるさい
500円玉を握りしめた子どもは両替機を探し
100円玉にしたらメダルに交換
100円で15枚
お目当てメダルゲームの台を見つけた
一枚一枚ゆっくりと入れていく
押し出されて落ちてきたメダルに一喜一憂
意外と長く遊べるもんなんだなぁと
子どもの様子を見ながら
周りの客層をチェック
3〜5歳の子ども連れの親子・2.3人の小学生の集団が数組・60〜70歳台の女性が多い印象
中でも単独できている女性はビニール手袋をしてメダルゲームしている人が3名
コロナ対策かな?
いかにも常連さんっぽい
と観察していたら
いつの間にか60歳位の女性が我が子の後ろに立っていた
ん?
しばらくして隣の台へ座る
また数分後に子どもの後ろから台を見つめてくる
「これ、数字がここにきたらボーナス出るのよ」
ああ
そういうことか
見守られる中 フィーバーきた
ボーナスコインがジャラジャラ落ちてくる
「5000円ぐらいかけても出ないこともあるのよー良かったね」
と女性はボーナスコインが落ちきる前に隣の台から移動していった
かかった金額400円
ビギナーズ・ラック大興奮の子ども
「400円でこんなに出てきた!200枚ぐらいあるかも!!」
結局その大盛りコインは連投に連投を重ねてどんどん吸い込まれるようにあっという間に消えてった
コーラに使うはずの残りの100円
15枚のメダルに
最後のメダル1枚を使い切って
ゲームセンターをあとにする
「あ〜めっっちゃ楽しかった!だけど無駄遣いしてしまったようにも感じてきた。500円が消えちゃったなぁ」
さぁどうする??
「次は1000円持ってこようかな。メダルゲームってほかのお店に行くと違う種類もあるのかな?」
やっぱりか